図書館司書コラム

図書館司書コラムエントリー一覧

司書が勤務する図書館の種類

図書館を、その図書館ごとの@機能 A役割 B用途 C収集内容 D形態によって区別することができます。@機能としては、「廃棄型図書館」と「蓄積型図書館」の2つに分けられます。前者は、5年以内に刊行された図書を蔵書の50%とし、後者は、その名どおり、蔵書を廃棄せずに蓄積していくことが特徴です。A役割では...

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「図書館評価」とは

2008年6月、図書館法の一部改正によって、「全国の図書館は年に1回、みずからの運営の状況を評価し、結果を住民に公表する」ことを努力義務とする条文が、設けられました。これは「図書館評価」と呼ばれ、運営の状況について評価を行い、必要な措置を講じた上、その情報提供を行わなくてはならい」とするもので、現在...

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「図書館の自由に関する宣言」とは

「図書館の自由に関する宣言」のポスターを、入口ちかくに貼り出している図書館は少なくありません。ポスターには、次のことが、誇らしく、掲げられています。「図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする」。この任務を果たすため、図書館が確認し、...

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図書館運営の指針について

市民の図書館「中小都市における公共図書館の運営」(通称:「中小リポート」)と並び、現在も図書館関係者に日本の図書館史の参考図書として読み継がれる本に、1970年に刊行された「市民の図書館」(編纂:日本図書館協会)があります。1960〜70年代の日本の図書館活動を牽引した日野市立図書館の館長・前川恒雄...

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「はだしのゲン」騒動にみる図書館の自由

2013年夏のニュースとなった漫画「はだしのゲン」(故・中沢啓治著)の問題については、記憶に新しいひとも多いのではないでしょうか。島根県松江市の教育委員会が、「はだしのゲン」に描かれた中国人への斬首や性的暴行の場面を“過激な描写”として、上記の通り児童・生徒への閲覧制限を市内の小中学校の学校図書館へ...

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「テクニカルサービス」と「パブリックサービス」

図書館業務の根幹をなす業務は、大きく分けると「テクニカルサービス」と「パブリックサービス」の2つとなります。「パブリックサービス」とは、司書が、地域の人びとなど、利用者とコミュニケーションするもの。直接、社会に相対してのサービスとなることから、「パブリックサービス」(直接サービス)と呼ばれます。サー...

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図書館業務のアウトソーシング化

公共図書館をはじめとして、これまで、図書館の運営は、司書をはじめとした内部のスタッフによってまかなわれてきました。現在、図書館運営の効率化とコスト削減を目的として、さまざまな自治体で指定管理業者へのアウトソーシング化が進められています。業務としては、コンピュータを用いた作業が多い「テクニカルサービス...

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図書館司書にとっての継続教育

当サイトでは、図書館司書の仕事が人と資料を結びつける役割、資料が仲立ちをしての人と人との出会いを地域にもたらし、人々の学びを支える役割を果たしていることは様々な角度から説明しています。文部科学省の審議会でもよく話題にのぼる「生涯学習の中核的施設」という位置づけを図書館が担っていることは明らかだと言え...

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司書が図書館で働きながら学ぶために

一般的に、社会人の研修には2つの種類があります。1つは、現場の仕事を通して、仕事に直接関わる知識・技能の習得・訓練・学習が主になるもの。例えば、新しく採用となった司書、中堅職員、管理職などそれぞれのステージで職員として必要とされる知識・技能を仕事として学ぶこと等が挙げられます。反対に、職場外でも様々...

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図書館司書の研修

図書館司書の本格的な現職研修となると、1年、2年という比較的長いスパンで大学や大学院で学ぶケースも出てきます。学校教員のような派遣制度が整っていないため、現状では、勤務をしながら昼間の大学院に通うのは難しいですが、夜間に開講される大学や大学院が近くにあれば、このような研修も可能です。大学院等では、図...

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図書館学について

図書館に限らず、何らかの公的な組織がその所有する物品を資産として管理するために、それに対するリストを作成することは不可欠です。伝統的な図書館においても蔵書に対する目録がこれまで作成・維持されてきました。図書という物理的な実体が一意に識別可能となるように、その著書名や書名、出版者、出版年などの書誌要素...

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図書館施設における会議の問題点

本来、図書館利用者への図書館サービスに費やされるべき時間を、多くの図書館では、あえて会議の時間として設定していますが、それは、サービス向上や組織運営上の課題解決のためといった目的をしっかりと果たしていれば、無駄な時間にはなりません。しかし、会議の目的が不明瞭であったり、効率的に運営されないのであれば...

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公務員採用試験の中身とは?

公務員試験(事務系)では、「教養試験(基礎能力試験)」「専門試験」「論文試験(作文試験)「適正試験」「適正試験(性格試験」「面接試験(人物試験」といった様々な試験が実施されます。この中でも、重要なのは教養試験と専門試験になります。これらは、一次試験の際に実施され、ここで成績上位に入らなければ二次試験...

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公務員採用試験の対策ポイント

公共図書館で図書館司書として働くためには、公務員採用試験に合格しなければいけません。公務員試験合格のポイントは、満点を目指さず、勉強するテーマを絞ることです。また、学習時間より密度・集中力がキーとなります。教養試験(基礎能力試験)では、6〜7割程度の正答率で合格する訳ですから、逆を言えば3〜4割は間...

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図書館司書の通信講座|スクーリング無しの大学はありますか?

大学や短大の既卒者が、図書館司書を目指す場合、大学の通信講座の科目等履修生となって全課程を修了し、資格の認定を受ける方法があります。ほとんどの通信講座が、夏季の連続5日間前後のスクーリングによる単位の取得を義務づけているのですが…。夏の5日間と言えども、小さなお子さんがいるママや、仕事に追われて夏休...

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