図書館司書

図書館司書にとっての継続教育

当サイトでは、図書館司書の仕事が人と資料を結びつける役割、資料が仲立ちをしての人と人との出会いを地域にもたらし、人々の学びを支える役割を果たしていることは様々な角度から説明しています。

 

文部科学省の審議会でもよく話題にのぼる「生涯学習の中核的施設」という位置づけを図書館が担っていることは明らかだと言えるでしょう。

 

このような図書館の働きを強め、拡大していくことで、人々の期待を一層広げるためには、その場で働く図書館司書の1人ひとりが、自らも学び、成長していくことはとても大切です。

 

大学などにおける養成過程で、資格取得をし、司書になってからも実務を通し、また空いた時間を活用して多様な学習や研鑽を積み重ねることで、プロとしての自覚を持つことが求められています。

 

継続教育を重ね、その成果が、今後の「図書館司書の道」を切り開くきっかけに繋がっていくと言えるでしょう。

 

日本図書館協会が1980年に採択した「図書館員の倫理綱領」では、その第6項に図書館職員の「研修に務める責任」を掲げています。

 

專門職員である図書館司書が、優れた図書館サービスを利用者に提供するためには、優れた図書館職員が必要なことは当然ですが、図書館サービスは司書個人の能力だけでなく、職場集団の力を結集して、組織的に実施されることが求められます。

 

職員全体のスキルアップが欠かせないのです。図書館司書の研修が、義務として求められるのもこのためでしょう。2008年の改正図書館法では、第7条で初めて「司書及び司書補の研修」に関する内容も取り上げれています。

 

研修が図書館で働く司書の義務であると同時に、設置者、雇用者等にとっても果たすべき役割であることが明示されています。そこでは、当然、図書館で働く職員が多様な研修機会に参加できるよう条件を整える責任も担っているのです。

 

これから司書を目指す人や、現時点ですでに司書として働いている人も含め、司書にとっての継続教育の方法、機会等への手引き、参考文献なども併せて紹介していきたいと思います。