図書館

図書館のさまざまなサービス

閲覧サービス

図書館のサービスの中核といえば、1つ目は「閲覧サービス」です。さらに、館内で閲覧するだけでなく、貸出しの手続きをすれば、本を自宅に持ち帰ってゆっくりと読むこともできます。

 

住民1人あたりの年間貸出し冊数は、図書館活動を比較する代表的な指標として用いられてきました。学力世界一の評価のあるフィンランドの19.2冊に対して、日本は、平均で7.86冊と、フィンランドの半分以下となっています。

 

国内でも貸出し冊数が群を抜いて多いといわれる日野市立図書館ですら9.33冊となっており、お国の事情もあるのでしょうが、彼我の違いに驚かされますね。

 

レファレンスサービス

2つ目には、利用者の求める課題を解決するための支援として、解決法のアドバイスを行う「レファレンスサービス」です。図書館司書が所属する館では、解決が難しい事例と判断した場合、解決が可能となりそうな他の図書館や団体などを調べて紹介してくれるサービスもあり、「レフェラルサービス」といわれています。

 

残念なことに、現状では、図書館では、自分で資料を探さなくてはいけないと思い込んでいる来館者や、司書に質問できることを知らない来館者も多いことから、学校教育の場で、図書館の利用方法を、教える必要がある、との意見も出ているほどです。

 

もっとも、現在は、オンライン図書目録もありますから、ある程度までは、蔵書の検索や貸出しの予約も可能なサービスも一般的になってはいます。

 

ブックトーク

3つ目は、幼い頃から読書習慣を根付かせるための、赤ちゃんや幼児へのサービスです。

 

赤ちゃんのいる母親に絵本を贈る「ブックスタート」、就学前の子どもに本の内容を語って聞かせ、本への興味を引き出す「ストーリーテリング」、字が読めるようになった子どもたちへの読み聞かせ「ブックトーク」などが、例として挙げられます。

 

また、図書館によって違いはありますが、弱視者には大きな文字の図書、視覚障害者には点字図書や録音図書、識字障害者(ディスレクシア)・学習障害者にはデジタルマルチメディア図書、図書館へ足を運べない高齢者や障害者に対しての宅配サービスも始まっています。