図書館司書 民間会社

図書館司書の資格を取得して民間会社で働く!

せっかく図書館司書の資格をもちながら、図書館とは縁のない、まったく異なる職業に就く人が多いのは、なぜでしょうか。理由ははっきりしており、図書館の勤め口が少ないのです。

 

他の項にも書きましたが、公共図書館への勤務には、公務員採用試験への合格が必要です。これが“狭き門”で、定員に対して数10倍もの採用希望者が殺到するという現実があります。

 

大学図書館にしても同様ですし、学校図書館への学校司書としての就職も、正規雇用では難しくパートタイマーの募集がようやくあるくらい、といった状況です。

 

危機感をもった日本図書館協会が、この11月、衆議院法制局に「学校図書館法の一部を改正する法律案(仮称)骨子案に対する要望」を提出する事態となっています。

 

さらに、最近では図書館の運営そのものが、アウトソーシングされるケースが増えており、公立図書館の今後にも、不透明な部分が見え隠れしていることは否めません。

 

ただ一点いえることは、「非常勤の求人」だけは多いということ。公立図書館も、国立国会図書館も、非常勤の募集についてはそれぞれのサイトに掲載しますから、常日頃からサイトのチェックは大切です。

 

非常勤の給料は、月額で14万円くらいになります。一般企業への就職と比較するとかなり厳しい金額ですが、どうしても図書館司書になりたい人は、一旦非常勤として勤務するのも一つの方法です。

 

非常勤としても、仕事の内容は、正規の職員とそれほど変わらない面もあります。仕事をする中から、自分にとって、図書館司書にこだわる理由な何なのか、見極めてみてもよいかも。

 

一方、あえて公務員採用試験に目を向けず、運営委託を受けた民間会社に就職する手もあります。受託の条件として、図書館司書の比率を重視される民間会社こそ、図書館司書の有資格者を必要としているからです。

 

今後、図書館司書の有資格者に、このような民間会社への入社希望者が増えてくるかもしれません。