図書館司書 役所

役所の中でも人気の図書館司書

図書館司書の仕事は、役所の中でも人気のある仕事だと言えるでしょう。法令や制度にのっとった一般業務とは異なり、職員の創造力や知的な探究心などが求められる仕事なのです。利用者が求める本を探し出し、提供することが出来た時の喜びは何にも代えがたい喜びとなるでしょう。

 

中々手に入れにくい書籍であればある程に、利用者以上の喜びを得られる仕事なのです。役所で働いていると、そういった司書の仕事が魅力的に映ることが人気の要因の一つになっていると思われます。

 

図書館がサービスを本格的に実施し始めて、まだ40年足らずしか経っていません。1965年、図書館が設置された市町区村はまだ647ヶ所で、ほんの6千万人の国民にしか自分たちの街に図書館を持っている人はおらず、1年間の貸出冊数もほんの71.2万冊程度でした。それが2012年には、1297市町区村に3128の図書館が設置され(設置率74%)、実に国民の97%が自分の街に図書館を持つに至りました。

 

年間の貸出冊数も大幅に増え、6億9700万冊に到達し、半世紀足らずの間で100倍近くの伸びとなっています。こういったサービスの進捗を支えてきたのは、他の誰でもない図書館司書の力が大きいと言えるでしょう。

 

図書館事業の問題点

 

図書館司書が創意工夫をこらして、業務改善を図り、少ない職員と限られた予算の中で事業を拡大していき、新たなサービスを創りだしてきたのです。プラスのことだけではありません。この発展の裏には図書館職員の制度が照応していなかったり、多くの問題がまだまだ山積みとなっていますし、新しい問題が起きているのも事実です。

 

また毎年多くの図書館司書資格の取得者がいますが、その中で実際に図書館に就職して働いている人は極わずかです。今もなお人気の職種である図書館司書ですが、まだまだ解決しなければいけない日本の図書館事業にとって重要な課題をたくさん抱えているのも事実なのです。